進路のはなし

今日は腐れ縁の上野さんのお見舞い…の前にAUSからの来客とランチ(という時間でもなかったけど)を食べた。めっちゃ面白かったのは、AUSから来たのにNZLのチームだったということ(笑)

話が違うけれど、もう慣れっこ。USAのチームでなくてよかったです。


肝心のお話は真面目な話。

条件は1年ごとの契約で年250万、衣食住全て保障されている。

住む場所は基本的に自由。でもチームの拠点以外はお金出さないよーっていう簡単な条件。

突然どうしてこんな話が来たのかと疑問に思ったので、昨日ちょっと考えてみた。

① 父のおせっかい

② 彼のおせっかい

③ ストレートに自分の能力が認められた

元々大学院進学を決める前に、各セーリングチームに自分の営業はかけていた。

ので、レスポンスが来るならもっと早いタイミングだったはず。

となると、①か②が有力説だったのだけれど、結果からいうと③だった。

ありがたい。

和気藹々と話していたけれど、内容は結構シリアスな感じ。

でも二人がニコニコしてるから不思議と苦痛ではなかった。


自分自身はもちろんヨットに関しては、プロまでは行かなくともそれなりに分かってるつもり。

だし、チーム運営に携わることは夢でもあるからとても良いお話。

言語が不自由だったりするのは、生活すればすぐに慣れるよと言ってもらえたし、家の契約のことも違約金とかはポケットマネーでどうにかしてくれるらしい。


どうしてここまでしてくれるのかと聞くと、やはり彼の影響があったようで。

自己中でスキルもあまり伴ってないのにやる気だけは人一倍あった人間を、世界で戦える人間になんとか成長させたことの功績は大きかったようです。


といっても、私がしたのは「調子が悪い」ことと「調子が良い」ことをしっかりと本人に認識させたことだけなのだけれども。


調子が悪い時に無理をして、自分はもっと出来るはずなのに!と視野が狭くなってしまう傾向がある人間を、目を覚まさせるだけであれだけ変わるとは私も思ってなかったけれど結果的にはよかった。


自分にはやりたいことがもう見つかったし、彼が成功したのは彼自身の努力の結果だから、と断ったけれどなかなか粘り強いお二人に負けてしまいそうになった。

人にこれだけ必要とされることって初めてなので、なんだか怖いのですけれども、踏み止まることができた自転車競技への愛に感謝したい…。

明日は東京観光、明後日は海を見に行くようなので、良い思い出ができるようにおもてなししたいと思う。

行田クリテを観に行くつもりだったけど、無理そうかなぁ。

全日本トラックまでは見に行こうと思ってたけれど、自分が辛くなるだけだし早めに区切りを付けようかな。

いいタイミングなのかもしれない。

もういっそのこと、NZLに行けば楽になれるのかもなぁとか思ったりもする。

けど、全部辞めたら楽になる!っていうのは一度痛い目にあってるので悩み抜こう…。


なにはともあれ、スポーツでできた縁は長持ちするね。


考えても答えは出ないけれど、返事はしなければいけないので一生懸命悩もう。


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でも、悩みに悩みすぎてキャパオーバーになって、昨日迷走神経反射を起こしてしまい、あやうく家族が全員集合してしまうところだったので気を付けたい。