仕事の話
この前、偶然スポーツを担当する役所の方と名刺交換をする機会があった(私は名刺を持ち合わせてなかったけど)。
後日、ご挨拶のお礼のメールをしたらその人のスポーツに賭ける想いみたいなものを図らずも知ることになって、自分も頑張らなきゃなぁと思ったりした。
自転車競技だけではなく、オリンピックやパラリンピック、ラグビーワールドカップなど様々なスポーツイベントに関すること(合宿の誘致とか)を行っている部署みたいで、その一環としてアジア選手権があったようで。
その人も含めた県の働きによってあれだけの人が「とりあえず」来てくれた。
オリンピックには、レガシーの創出というのがひとつのキーワードとして挙げられる。
私の希望としては、東京にベロドロームを建設することで、より多くの人の目に触れる確率を上げたり、オリンピック終了後も選手達が試合の場数を踏むために気軽にレースを開催できるようになったりして欲しかった。
けれど、もう伊豆で開催することが決まったからにはどうやって成功させるか、後世に何を遺すかということに考えをシフトさせなければいけない。
有難いことに、知り合いの口利きもあり、プロレースチームのマネジメントを、雑用をしながら学ばせてもらうお話を頂いた。
オーストラリアで、1シーズンごとの契約で、チームが活動を止めない限りは契約はしてくれるらしい。
自分が書いた選手の心理に関する論文を、カバーレターと一緒に提出したら、選手がえらく感動してくれたらしい。
自分にはもったいないくらい素晴らしいお話だけど、この話を受けるとほぼ100%自転車競技に携わることはできなくなってしまう。
良くも悪くも人のつながりが重要なスポーツの世界では、一度足を踏み入れたらそこに骨をうずめるくらいでやらないといけない(らしい)。
でも、マネジメントって、競技にかかわらず、普遍性のある仕事だと思うんだけどなぁ…とか思いつつ、19日にたまたま来日するらしいコーチとランチでもしながらチームの話をしたり、生活の話をしたりしようと思う。
もしやるってなったら、大学院の教授にもお詫びをしなければいけないけど、あの先生なら笑いながら送り出してくれそうだなぁ、と。
住むところは幸運にも元恋人のご家族が快く受け入れてくれるらしい。彼の弟は今私の実家にいるし、なかなか交流が途切れなくてすごい。
すこし立ち止まって、自分の将来についてしっかり考えることが必要だな、と思う今日この頃だけど、とりあえず寒いから頭が働かない!
お寿司食べたいです。