Track World Championships

無事卒業も確定し、なんとか引越しも終え、いよいよ明日ロンドンへと出発します。

ご協力いただいた各方面の皆様ありがとうございました…。


ヨットの方は、Americas Cup の前哨戦オマーンステージが先日行われまして。

勝ったのはLAND ROVER BAR(GBR)。スキッパーはBen Ainsue。Race1 3rd, Race 2 1st, Race3 1st, Race4 2nd, Race5 4th, Race6 3rdで76 pts.。

ORACLE TEAM USAは2pt差で2位でしたとさ。


自転車競技はいよいよ世界選手権が始まりますよ!


1日目

Session 1 男子団抜き・女子個抜き・男女チースプ予選

Session 2 男子スクラッチ・女子個抜き・男女チースプ決勝と表彰式


2日目

Session 3  女子団抜き予選、女子ケイリン一回戦と敗者復活戦、男子1kmTT決勝、男子団抜き一回戦

Session 4 女子ケイリン二回戦、女子スクラッチ決勝、女子ケイリン決勝、男子団抜き決勝


3日目

Session 5 男子スプリント予選(200mTT)、男子オムニアムⅠ スクラッチ、男子スプリント1/16・1/8・敗者復活戦、男子個抜き予選

Session 6 女子500mTT決勝、女子団抜き一回戦、男子オムニアムⅡ 個抜き

Session 7 男子ポイント決勝、男子個抜き決勝、女子団抜き決勝、男子オムニアムⅢ エリミ


4日目

Session 8 女子スプリント予選(200mTT)、女子オムニアムⅠ スクラッチ、女子スプリント1/16・1/8・敗者復活戦、男子オムニアムⅣ 1kmTT

Session 9 男子スプリント準々決勝・5-8位決定戦、男子オムニアムⅤ フライングラップ、女子オムニアムⅡ 個抜き

Session 10 男子スプリント準決勝・決勝、女子ポイント決勝、男子オムニアムⅥ ポイント、女子オムニアムⅢ エリミ


5日目

Session 11 女子スプリント準々決勝・5-8位決定戦、女子オムニアムⅣ 500mTT、男子ケイリン一回戦・敗者復活戦、女子オムニアムⅤ フライングラップ

Session 12  女子スプリント準決勝・決勝、男子ケイリン二回戦・決勝、女子オムニアムⅥ ポイント、男子マディソン



う〜ん、盛りだくさん。

スケジュールを見ているだけでもおなかいっぱい。

男子オムニアムはもちろん、男子ケイリンや女子スプリント、男女のポイントやスクラッチも見逃せない。

というか、世界選手権なのだから、どの種目も見逃せない。


今回、もともと決まっていたイギリスの企業でのインターンは、大学院進学を決めた時点で猛烈にアタックして叶ったもの。

なかなか背水の陣で挑みましたが、実現してよかった。

生の英語に触れるの久々なのでとても楽しみです。


そこにたまたま世界選手権が重なったものだから、その時はまだイギリスでバリバリお仕事されていた友人に頼んでチケットをとりあえず押さえてもらった。

いけなかったとしても、まぁいい思い出になるでしょうというくらいの気持ちでいきます。


さて。今回の世界選手権。中距離の沼にどっぷりはまってしまった私としては、ボビーさんがサスペンションにより欠場なのは悲しいですが、注目選手がたくさんいますよ。


アレックス・ラスムッセン、ステファン・ホール。アネット・エドモンソンやサラ・ハマー、ローラ・トロット。


もちろん短距離も。ペルヴィスにアワン、リー・ワイ・ジー、アンナ・メアーズ、テオ・ボス


名前を見るだけでもワクワクする。

トラックレースを見始めて半年。世界の最高の舞台のレースを見られるなんて思わなかった。

し、こんなにのめりこむなんて思わなかったなぁ。

偶然とはいえ、トラック競技の面白さを教えてくれた人の縁にも、オムニアムとマディソンという面白さの塊みたいな種目にも感謝しかない。


最高の舞台を作り上げているスタッフや観客、売店のおっちゃんたち、すべてを目に焼き付けてこよう。絶対に忘れないように。



写真でもわかるように、会場となるベロドロームは観客席の数がすごい。公式発表ではすでに5万枚のチケットが捌けているらしい。すごい。普通にすごい。


アジア選手権では、伊豆の皆さん、熱心なトラックレースファンの他にも、カメラを嗜んでるお父さんたちやとにかく速くてかっこいいのが好きなちびっ子たちなど、言うなればフレームの外の人達がたくさん来ていた。


自転車競技を好きな人が会場に来るのは、さほど難しくない。だけど、日本ではそれだけでは会場を埋めることはできないし、収益もあげられない。だから、二次・三次のターゲットをどんどんレースに引き込んでいくことが大切。

だから、その一歩目になる機会をどうやって作るかというのがものすごく大事だと思う。


「行ってみたいんだけど」という声はよく耳にするから、シクロクロス東京や神宮クリテに友達を誘おうかなと思ったり思わなかったり。

そういった意味では、修善寺という立地はデメリットになりやすい。私なんて、大井でもちょっと申し訳なくなっちゃうのに…。


だからこそ、東京にベロドロームを作って欲しかった。というのはもう言いません!


とにもかくにも、ロンドンですべてを吸収して帰ってこようと思う。色々な面でご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。


それぞれに帰国後レポート提出しますので、ご指導ご鞭撻のほど改めてよろしくお願い致します。


人生天下分け目の戦いは、期限が2日後に迫っております。

全部を捨てて一本の道でやっていくか、今の自分に正直に生きるか。悩むだけ悩んで決めようと思います。


では、おやすみなさい!