時差ぼけ日記 その1
ロンドンに来て、17歳以上に見られたことがありません。
童顔には定評があります、こんにちは。
あと動きが変と言われます。
骨ないのかもしれない。
初めて海外のベロドロームに来ています。
空気も、観客も、スタッフの動きも、全部全部新鮮です。
まず、会場内外の素材に用いられているフォントが一貫していてとても見やすい。視認性も高いし、変に凝ってないから腐らない。
世界選手権となれば、放映権も需要あるから、映像になったときの美しさも意識してそう。当たり前ですね。
世界チャンピオンの証であるアルカンシエルを大会のシンボルにすることで、すっきりとまとまったデザインになっている。
ピットもレインボーだし。
スタッフのポロシャツは、チャコールグレーでとてもかわいい。
黒になったら他の国と被っちゃうからかな、と思ったり。
「TWEET FROM YOUR SEAT」とか、いろいろなメッセージが会場にある。SNSでのシェアは、宣伝にもなるしなによりものエンハンサーになる。
みんながアンバサダーになれる。明日ベロドローム行かない?なんて言ってくれる友達居たら幸せですね。
まぁ、チケット売り切れてたりするセッションあるんですけれども。
う〜ん。上手です。運営が上手。伊達にオリンピックやってない。
レースの内容の質もかなり高い。世界選手権ですものね。
イタリアのTPとかよかった。というかTPはやっぱりかっこいい。
TSの中国の降格は残念だったけれども。
世界選手権に来て思うのは、国もそうなんだけど、いろいろなメーカーが混在してる。
もちろん自転車周りは当たり前で、計測、食品、映像、その他もろもろ。通信とかもそうなんだろうな。
いろんなメーカーが好機と思って勝負をかけてる。
素人なりに、もしも日本でやるならどこのメーカーを使うか考えてみた。
製氷機は絶対ホシザキがいい(理由は伏せておく)。
計測、SEIKOかな…水泳でもお世話になったSEIKO…。でも得意不得意がありそうですね。
ニュートリションは味の素で。明治も捨てがたいけど。あ、でもアサヒとかキリンも…。うーん。
代理店は電通に投げたいけど高そう。高いですよね。ツールドさいたまは博報堂だっけか…?(曖昧)
デジタルサイネージでコミュニケ映し出せたら面白いと思うんだよな〜。Bluetoothとかで最新のコミュニケを飛ばして、広告も間に挟みながら。
スタッフウェアアシックスにして、スニーカーも揃えようよ…GEL-LYTE日の丸カラー的なやつ…。ベースは白でロゴ部分赤のやつ。かっこいい。
ウェアは上はポロで、下はジョガーパンツみたいなやつ。
インフィールドに入るドアは、NFCチップが埋め込まれたIDをかざすと入れるように。SECOMさん出番ですよ〜。
考えるとどんどん広げられるけど、物事には予算というものがあるわけで。
ある程度使わないと縮小されちゃうけど、使いすぎると怒られちゃうのが予算。
そう考えると、ある程度のプロトタイプを作り上げる必要があるのかもしれない。
マンネリ化してもだめだけれど。
収益を得てしっかりとイベントを回すことは、次またイベントをやるときにとても大事なので、そこはやっぱり少しでも追求すべきとこなのかもしれない。
難しかね〜。
2年くらいしか観てないこの競技を、生業の一つとしたいという目標を持つことは、無謀なのかもしれない。
けど、自分の好きなことを仕事にしている大人が身近に存在してしまってるのだから、そんなこと不可能だなんて一言で片付けられる気としない。
なら、思いっきりやって、思いっきり失敗してみるのもまた人生なのかもしれないなぁ、という。
明日まではまだ悩める。死ぬわけでもないし、気楽にいこう〜。